古代ケルト人女性は妊娠を願い松ぼっくりを枕元へおいていた！？ローマ教皇とヴァチカン美術館にも存在する古代文化と松ぼっくりの秘密に迫る

前回の「日本人にとっての松」はおもしろかったな～

「松」は、邪気を払う・永続性・自然との調和など、たくさん意味合いがあったにゃ

気になる人はこっちの記事を読んでくれな

松へのリスペクトをもって、松ぼっくりアートをつくるにゃ！

ちなみに、海外の人は、松ぼっくりについてどう思っているのかな？

実は、海外の多くのところで、昔から縁起のいいものと捉えられてきたにゃ

え？ほんと？　良いように言いすぎじゃない？

もちろん、地域と時代によるけれども、今日は古代ローマやカトリック教徒間で、松ぼっくりがどのように捉えられてきたかを説明するにゃ

（なんかすごいマニアックだな）

さっそくだけど、この写真、世界的に有名な観光地だけど、わかるかにゃ？

人が小さく見えるくらい、大きい松の実だな

　（こんなの初めてみた）

正解は、ヴァチカン美術館の中庭にゃ

え！？　あのローマにあるヴァチカン！？

筆者も海外放浪でヴァチカンいったことあるけど、ここは知らなかった

（ローマは見どころが多すぎるから回れないよな）

いや、これは何か神聖な何かを感じざるをえないな

不死と再生を象徴しているといわれているにゃ

常緑だからかな、桜と違って散らないもんな

あとは、ローマ教皇の杖に松ぼっくりがいるにゃ

手の上にそれらしきものがあるな

ローマ教皇ってことは、要はカトリックってことか

中庭も合わせてカトリックの宗教的伝統に使用されたことがわかるにゃ

そんな神聖なのを、タコとかにして大丈夫か？

（アカンかも…笑）

まあ、古代ローマでは、松ぼっくりが讃えられていたんだな

いや、古代だけじゃなくて、16-17世紀もそんな絵画があるんだにゃ

え！？　ホント!?

この画像をみるにゃ

え！？　大きい松ぼっくり！

これは16-17世紀の作品のようだにゃ

たしかに、不自然な大きさだな

松ぼっくりがここまで何かの象徴として扱われているなんて、日本でもないのにゃ

あと、古代ローマでは、松ぼっくりは妊娠にもいいといわれているにゃ

え！？　なんで！？

松の木の松ぼっくりって、種子を守り育て、木の成長と再生に貢献するという役割を担っているんだにゃ

どういうこと！？

普段、松ぼっくりアートのために、ピンセットで取る松の実が関係してるにゃ

絵でいうと、これか

写真でいうとこれか

要は、松ぼっくりが種子をバリアしているのだにゃ

たしかに、雨で濡れると閉じるもんな

濡らすと閉じる分かりやすい写真を貼っておこう

これは、子を守っているとも確かに見えるな

だから、豊穣のお守りとして使われたのだにゃ

守って守って、晴れて松カサが開いたときに種子を飛ばす松ぼっくりは、生殖にもお手本だよな

まさに、にゃ

松ぼっくりの生態が、豊穣や愛のシンボルとなるのは素敵だな

今日は、カトリックや古代ローマでの松ぼっくりを見てきたにゃ

いや～、日本以外でも松ぼっくりが古来から崇められていたのは驚きだ

これからも、松ぼっくりに敬意をもってアートをつくるにゃ

おっしまい！