拾ってきた松ぼっくりを消毒・殺菌したい人 向けの記事です
予算:300~600円程度 ※飾りつけによる
所要時間:消毒1時間、天日干し2日~3日
難易度:★★☆☆☆(2/5)
お湯やお酢を使いますので、親御さんのサポートが必要です
工程の要約
①まつぼっくり拾い
②お湯+お酢で殺菌・消毒
③天日干し
松ぼっくりを拾って消毒してみた
ぱいん
とりあえず、松ぼっくりを拾ってきたにゃ
筆者撮影:拾ってきたまつぼっくり
きなちゃん
何個あるんだ?
ぱいん
ざっと数えたら50個くらいにゃ
きなちゃん
いや、すごすぎて草
クロ
どう消毒したんだ?
ぱいん
お湯にお酢を入れて30分置くのを3回繰り返したにゃ
ぱいん
ほんとうは煮沸したかったんだけど、松のにおいが部屋中に蔓延するみたいだから、調べた中で一番家庭が平和に済みそうな、お酢にしたにゃ
きなちゃん
傷みやすいサカナを酢で〆たりするけど、消毒効果があるっていうことだな
筆者
においが家につかないようにしたい人にはオススメ
- 煮沸消毒
- 松ぼっくりを軽く水洗いする。
- 沸騰したお湯に5分ほど漬ける(お湯にお酢を加えると効果的)。
- キッチンペーパーなどで表面を拭き、水気を切る。
- 風通しの良い場所で天日干しし、完全に乾燥させる
2.お酢を使用した消毒
- バケツやボウルにお湯とお酢を混ぜる。
- その混合液に松ぼっくりを漬ける。
- 松ぼっくりを取り出し、しっかり乾燥させる
3.ハイター(漂白剤)を使用した消毒
- 松ぼっくりを水洗いして汚れを落とす。
- ハイターを薄めた水に松ぼっくりを浸す。
- 数分後に取り出し、水でよく洗い流す。
- 完全に乾燥させる
4.電子レンジを使用した消毒
- 松ぼっくりを水洗いし、表面の汚れを取り除く。
- 湿ったままの松ぼっくりを電子レンジに入れ、数分加熱する。
- 松ぼっくりが熱くなりすぎないよう注意しながら加熱する。
- 電子レンジから取り出し、自然に冷ます
意外な発見! 松ぼっくりを濡らすと…??
ぱいん
今回はこんな感じで消毒したにゃ
Before
After
きなちゃん
あれ!? まつぼっくりのカサが閉じてる!?
ぱいん
松ぼっくりは、水にぬれるとカサを閉じる習性があるのにゃ!
松ぼっくりが水に触れると、その鱗(かさ)が閉じるのは、松ぼっくりの独特な構造によるものです。
これは、松ぼっくりに含まれる特定の細胞が水分に反応して膨張することで起こります。
詳細に説明すると、松ぼっくりの鱗は2種類の細胞でできており、それぞれが水分に対して異なる反応を示します。
1つの細胞タイプは水分を吸収すると膨張し、もう1つの細胞タイプは膨張しません。水分を吸収した際に、膨張する細胞が他の細胞を引っ張るため、鱗全体が閉じる動きをします。
これは、松ぼっくりが種子の散布に関連して進化したメカニズムです。湿度が高いと種子が遠くまで飛ばないため、松ぼっくりは湿度が高いときには鱗を閉じて種子を保持し、乾燥しているときに鱗を開いて種子を放出します。
このように、松ぼっくりの鱗は、種子の最適な散布を助けるための自然の設計と言えます。
きなちゃん
なるほど、子孫を残すために工夫しているってことだな
ぱいん
カサが閉じてもちゃんと消毒できるように、60度くらいのお湯にお酢を入れたものに漬けるのを3回くりかえしたにゃ
乾かして完成
ぱいん
終わったあとは2日間くらい外で天日干ししたにゃ
きなちゃん
あれ?カサがまた開いている!?
ぱいん
乾くとちゃんと開きなおるのにゃ
ぱいん
この習性を使うと、口がまつぼっくりより小さい瓶にも入れて瓶詰めすることができるにゃ
まつぼっくりの瓶詰の作り方
イメージ図
松ぼっくりの瓶詰の作り方について、以下にまとめます。
必要なもの
- 空きビン(インスタントコーヒーのビンなど、胴と口の直径に差があるもの)
- 松ぼっくり
- バケツなどの容器
手順
- 水に松ぼっくりを浸す
- 瓶に松ぼっくりを入れる
- 乾燥させる
- 完成
早く乾燥させたい人は
- 松ぼっくりを早く乾燥させたい場合は、ドライヤーの冷風を使う方法があります。
きなちゃん
濡れているうちにいれてしまうってことだな
クロ
おもしろいな
きなちゃん
今度やってみたら、アップしてくれな
ぱいん
やってみたのでアップしたにゃ!
次回のブログ
次回のブログでは、普通の松ぼっくりを驚きのアートピースに変える方法をご紹介します。想像してみてください、自然の松ぼっくりがキラキラと輝くカラフルなデコレーションに!🌈✨
近くの100円ショップで見つけたカラースプレーを使って、この自然の宝石に色鮮やかな命を吹き込みます。赤、青、黄色、ピンク…
お楽しみに!
↓次回ブログを更新しました!
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